こんにちは、ルミです!
家事や仕事に追われながらも
不登校・引きこもりの子供たちを支え
頑張っていらっしゃることと思います。
全国的にも問題視されている
不登校や引きこもり、
最近では30代~60代の引きこもりも
増加しニュースで話題になっています。
中高生に限って考えた場合、
出遅れた進学の選択という問題が頭をよぎる
親御さんも多いのではないでしょうか?
私自身も子供たちが進みたい
「進路」のために何ができるのと悩み
本当に「卒業」「進学」ができるのかと
不安に思っていました。
「不登校」や「引きこもり」は、
本人や周囲の人たちにとって大きなストレス
その状況から抜け出すことは簡単では
ありません。
しかし、中高生にとっての「卒業」と
「進学」は、大きな目標であり、
未来への一つのステップです。
そこで今回は
そんな不安や悩みをかかえるあなたに
進学への壁を超えるための
進級・卒業認定条件と
実際に私たち親子が
進級・卒業・進学を果たした
お話をしていきます。
中高生にとって、学校生活は人生の中で
重要な場面であり、
将来の進路に大きく関わってくるものです。
不登校や引きこもりなどの理由によって
進学の道が遠のいてしまう可能性があるのも
事実です。
不登校や引きこもりから
抜け出すための第一歩を
あなたも親子で踏み出してみませんか?
中学・高校の進級・卒業できる認定条件の違い
毎日なにごともなく
学校へ通うことができていれば、
自動的に進級・卒業していきます。
しかし、不登校や引きこもりの子供達には
厳しい現実問題として
進級・卒業のための認定条件が
立ちはだかります。
ここを乗り越えなければ
子供はずっと引きこもった生活
親戚やご近所さんから
『引きこもりの子供がいると大変ね』
と、直接言われることはなくても
うわさ話などで
肩身の狭い思いをすることになります。
そんな暗い未来よりも
「不登校や引きこもりからあなたのお子さん
立ち直って、すごいですね!」
と、いってもらえる明るい未来のために
ここは絶対に乗り越えたい試練です!
ここからは私と子供たちが経験した
進級・卒業の違いをお話していきます。
当時中学生だった娘は、
義務教育のため
不登校・引きこもりでも
進級・卒業はできました。
しかし、
全日制高校に進学していた息子は違います。
全日制の高校生にとって進級・卒業が
できる・できないほど深刻な問題でなくても
進学や就職に関わってくるため
授業の出席日数や単位を取得しなければなりません。
(学校によって違うため、確認が必要です。)
✅ 出席日数
総授業のだいたい3分の2
✅ 単位
・授業の出席日数
・定期テストの成績
・レポートなどの課題提出
息子は不登校・ひきこもりを体験したことで
自分を見つめなおし、将来なりたい未来の自分のため
不登校・引きこもりになった原因の
不安や悩みに立ち向かい
私や学校の先生方、
不登校・引きこもりでも
側にいてくれた友達に
支えてもらいながら
彼は無事
進級・卒業をすることができました。
中学卒業後の進学選択枠を考えよう
無事に子供たちが進級・卒業できたとしても
無理なく進学し、学校へ通い
続けられなければいけません。
しかし、せっかく選んだ進学先でも
学校生活があわなければ
また不登校・引きこもりの生活に
逆戻りしてしまいます。
そうなってしまっては、
自分の夢のために動きだそう!
と、思えるようになるまで
また長い時間を必要とし
周囲からまた何を言われるかとビクビク
怯えながら生活をしなければなりません。
そんな暗い未来にならないためにも
どんな進学選択枠があるか
知る必要があります。
ここでは当時、中学生だった娘が
進学するためにした
情報集めや実際に選んだ進学先の
お話をしていきます。
あなたのお子さんが
進みたい学校を見つけるための、
参考にしていただければと思います。
当時中学生だった娘の話をしていきます。
中学1年生の三学期あたりから
不登校になり始め
2年生の一学期中ごろに
完全に引きこもり
3年生になると自分のこれからを
考えるようになり
週1で学校に通うようになりました。
しかし、卒業できても
出席日数や成績がたりません。
そこで、娘は無理なく進学できるところはないかと私と一緒に情報集めを始めました。
中学卒業後の進路選択枠
1. 全日制高校
・毎日学校に通い、平日昼間の時間帯に授業を受け定期的にテストを受ける
・公立と私立がある
※不登校を克服している場合、目指すこともできるが欠席日数が多い生徒は審議の対象となる
2. 定時制高校
・夕方や夜に始まる学校が多い、学校によっては朝や昼だったりする
・1日の授業時間が短い分4年かけて卒業する、公立と私立がある
※働いていたり・バイトをしながら通学できる
3. 通信高校
基本的に学校に通う必要がない、郵送やパソコンなどを活用して単位取得をしていく
※中学の出席に数や成績の心配しなくてもよい場合が多い
4. 高校以外の学校へ進学
・専門学校
5. 高卒認定をとる
高校1年生と同年齢以上が受けることができる。
このように、高校を進学に選んでも
様々なものがあります。
いろいろ調べているうちに
自分の進学や将来の夢を具体的に
考えられるようになってきた娘。
ほかの人より時間がある利点を生かし
ネットでいろんな情報を集めました。
出席日数や学力が足りなくても
進学できる通信高校を選択し、
いろいろな通信高の中から
自分の行きたい高校を探し出し、
ついに高校進学を果たしました!
娘が選んだ通信高校は、
インターネットを活用して
授業を受け勉強と課題を進めて
年に数日の登校日と
年に一回のテスト
自宅で授業を受けられるため
安心して勉強に集中できるようになり
自信がついてきたのか
高校卒業後の進学も
考えられるようになりました。
しかし同時に、
あのまま
不安で身動きがとれないでいたら
何も情報を集めていなかったら
と、思うと
暗い未来しか想像できません。
本当に行動に移せてよかったです。
高校卒業後の進路を考えよう
高校卒業後は、2022年4月より
成人年齢が18歳に上がったことで
成人となります。
親や教師に守られていた時と違い
自己責任が求められる社会。
自分で決断する力や、社会で生きていく力が
必要です。
しかし
この子は高校を卒業できるのか?
もしかして留年?高校中退?
引きこもって家にずっといるの?
親の心配はつきません。
そんな心配をよそに子供はちゃんと
自分の将来を考えています。
子どもたちが自分で進路を選び
なりたい自分に近づいて行けたなら、また
学校へ通う子供の姿を見ることができます。
実際にそんな姿を見せてくれた
息子の話をしていきます。
息子は中学の3年の三学期ころから
不登校になりそうな気配がありました。
それでも高校に進学したことにより
問題はないかな?と
思っていたのですが、
2020年、4月
コロナによる緊急事態宣言
高校に進学したことで
環境がかわり
楽しい学校生活が
始まると思っていた
矢先の出来事でした。
しかし、現実は残酷なもので
息子の望んでいた学校生活は
できなくなり、
自宅学習になってしまいます。
もともと望んでいた
進学先の高校ではなかったため
どんどんやる気をなくし
部屋に引きこもるようになりました。
学校に通えるようになっても
学校へ行く気をがなくし
ゲームやネットばかり
幸いにも、コロナの渦の中だったため
オンライン授業を受けることができ
出席や単位を取得できました。
進級は何とか出来ましたが
成績は下から数えた方が早い位置にいて
卒業後、彼が望む進学は絶望的。
しかしある日とつぜん
留学したいと言い出します。
語学能力を身につけたら
高校入試レベルの学力と条件さえそろえば
留学が出来ると言い出したのです。
私たち親が口出ししなくても
彼は自分の将来をしっかり考え出した答えを
私と夫に話してくれた瞬間でした。
ここで思ったのが
中学生だった娘と
高校生の息子の違い。
中学生と高校生では
未来の自分を考える次元が違っていました。
中学生と違い
高校生は将来働く自分のビジョンを
より明確に考えていたのです。
とても意外でした。
不登校・引きこもりだからといって
子供は成長を止めていたわけでは
なかったのです。
このことをきっかけに
息子は止まっていた学生生活を
取り戻していきました。
親があれこれ口出すよりも
親は子供を信じて
自分でこれからどう動くか
考えさせること
それが良い結果につながるのだと
親が理解した出来事でした
2023年5月現在、
9月に留学をひかえた彼は親や周囲の人に
ときどきアドバイスをもらいながら
一人で準備を進めています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
中高校生の不登校や引きこもりでも
進級・卒業し、次の進学先を見つけ
行動していく力があると
思えたのではないでしょうか?
親子でできる行動の順番として
① 学校に進級・卒業認定条件を確認する
② 出席日数・成績を考えて
無理のない進学先の情報を集める
③ 子どもは自分でいろいろ考えてみる
④親は子供が相談してくるまで見守る
最後に、あなたへ宿題です。
自分ならどんなことをして
子供を応援するか考えてみて下さいね。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。