こんにちは、ルミです。
毎日、家で過ごす不登校・引きこもりの子供と一緒に過ごされていることと思います。
さて長い時間を親子で一緒に過ごすことで、こんなお悩みはありませんか?
「子供の暴言に困っている」
「子供が八つ当たりをして、家の壁に穴をあけてしまった」
子供のことがいくら心配でも、
声をかけたら口論
しだいに興奮して
感情をぶつけられる
どうしたらよいか
分からなくなりますよね?
私もそんな悩みに頭を抱え、
気持ちが疲れてしまっていた
一人でした。
子供が感情的になるのは
自分が一番悩んでいる事だったり
親からいわれた言葉に傷ついているから
興奮して物に八つ当たりをしてしまうのは
自分でもどうしたらよいかわからなくて
不安になっているのに、
親が自分の気持ちを分かってくれないから。
なので
子供が感情的になって不安にさせないために
不登校・引きこもりの子供が日常で繰り返す
暴言や暴れるなどの問題行動をしたとき
子供の意表をついた対応にかえることで
子供と落ち着いた生活に変えることができます。
今回は、子供がなぜ感情的になりやすく、不安を抱えやすいのか?をお話していきます。
子供が不安や感情的になりやすいのはなぜか?
お子さんと口論になったときのきっかけを思い出してください。
「口論の前に何をしていたか」「どの言葉に反応したか」
ここで子供がどんなことで感情が動いたかがわかります。
子供の気持ちが大きく反応し感情的になってしまっては
落ち着いて話をすることができません。
話しかける前に先ずは一呼吸して自分の気持ちを落ち着かせます。
多くのお母さん方もいろいろ調べて実行に移されていることと思いますが、
子供は敏感に親の感情や反応を察知するので、これ本当に大事です。
10歳から30歳ぐらいまでの間を「思春期・青年期」といわれていて
さまざまな変化がある時期とされています。
子供が敏感に親の感情や反応を察知するのもそのためです。
特に不登校・引きこもりの子供は他の子供よりも過敏に反応していると思います。
心と体にどんな変化をもたらすのか?私も本やネットで調べてみようと思い立ち、実際に取り組んでみることでどこに焦点を当てて考え調べていくことが重要であると気が付き、私の息子は思春期と青年期どちらに当てはまるかを考え、年齢的に当てはまる青年期について調べ学んでいきました。
実際に思春期・青年期とはどんなものだったか自分の学生時代を思い出そうとしたけれど、なかなか思い出すことができず息子と娘の対応に悩みましたが、思春期・青年期とはどんな変化があるのかを知ることで問題解決の糸口を見つけることができました。
不登校・引きこもりの子供も思春期・青年期だということを知り理解することで暴れたり暴言を吐くなどの困ったときの子供一人ひとりにあった対処法をみつけ問題解決、というお話です。
思春期・青年期とは何か?を考えることで、子供一人ひとりに合わせた対処法を考えることができます。
あなたも次のような悩みや困った経験、一度はしたことはありませんか?
子供が理由はわからないけどイライラしている
夜中にゲームをしながら大声で暴言をいう
親に反発して暴言をはく
周囲の人や物にあたり散らかす
感情を抑えきれず壁や机を殴って穴開けてしまう
当時の私は子供たちとよく衝突を繰り返し、とくに息子との口論は激しく夜中まで続くこともしばしば。私との口論のあと、興奮を抑えることができない息子は壁などに当たり散らしたり妹に八つ当たりしていました。
不登校や引きこもりでなくても起こりうることではあるけれど、当時は頭を抱えるほど悩みこのままではまずい!と思った私はいまの子供たちと同年代の学生時代はどうだったのか?と思い出そうとしましたがなかなか思い出せるものではなく、学生時代よりも今現在の自分の気持ちに引っ張られてしまい思うように思い出せませず、このままではいけない!と思えた瞬間でした。
青年期 概要
エリク・H・エリクソンの発達段階論によればおよそ13歳から20歳頃あたりまでの時期にあたる[2]。性的成熟にともなう急激な身体的変化が現れ、心理的には内省的傾向、自我意識の高まりがみられる時期。不安・いらだち・反抗など精神の動揺が著しい。思春期と呼ばれる前半では身体的・性的に成熟し、後半では、自我意識・社会的意識が発達する
Wikipedia
思春期・青年期で起こる問題点を知ることで、子供一人ひとりに合わせた対処法を考えることができます。
まず、息子は青年期に当てはまるので青年期の心理的特徴を調べてよく起こりえる問題行動を考えてみました。
・感情の高ぶり
・気持ちがふさぎ込む
・劣等感
・優劣感
・傲慢な振る舞い
・引きこもり
・孤立・逃避行動
など、いろいろ出てきます。
その中で自分の子供の行動はどれに当てはまるかな?と考えたとき、息子の場合
『イライラによる暴言』
↓ ↓ ↓
感情の高ぶり・傲慢な振る舞い
『死んでしまうのでは?と思うくらいひどく落ち込む』
↓ ↓ ↓
気持ちがふさぎ込む・劣等感・引きこもり・孤立、逃避行動
『急にやる気を出す』
↓ ↓ ↓
感情の高ぶり
なるほど、当てはまる特徴が多い!と気が付きました。
ある日、私と口論になったあとに息子は感情が高ぶり抑えきれず、壁に感情をぶつけ穴をあけてしまいました。私に怒られると思った息子は私が気が付く前に部屋へ逃げ込んでいました。
気付いた私は怒るのではなく彼の意表を突くことを考えました。
↓ ↓ ↓
彼にとってこれは本当に意表を突くものだったらしく素直に謝ってくれたので私は静かに彼を叱り、反省を促すことができたのです。
これをきっかけに反発して暴言をいったり周囲にあたり散らかしていた息子が、私と落ち着いて会話を楽しめるようになりました。
まとめ
いかがでしたか?
暴言など困った問題行動の裏には思春期・青年期特有の特徴があることに、気が付けたのではないでしょうか?
思春期・青年期の子供たちは自分たちの気持ちと行動を抑えようとしても抑えきれない部分があるようです。
問題行動を叱るばかりでは子どもたちは反発し親子の溝は深まるばかりだと気が付けることで、私は冷静に対応することができました。
家庭によって子供が起こす問題はさまざまです。その時に問題行動の裏にあるものを知ろうとすることで、楽しく仲の良い親子の関係を築き上げていくことができるのできると私は感じる出来事でした。